シンク入れとは簡単に言うと、業務用テープにシンク(同期信号)とタイムコードの情報を記録していく作業のことをいいます。新品のテープ(バージンテープ)には最初何も記録されていません。そこにタイムコードを書き込むことによってインサート編集が可能になります。
シンク入れはフロッピーディスクの初期化に近い作業といえます。フォーマットの種類をきちんと理解し、自分の納品先にあった初期化の作業が必要です。
DVに関しては、事前にテープにシンク入れをすることはあまりしません(DVCAMやDVCPROなどの業務用テープではシンク入れをする場合があります) 基本的にDVテープに収録する際は、細かくインサート編集するのではなく
カラーバーも含めて一気に収録します。
※シンク入れのことを「アドレス書き」「ブラックストライプ作業」と呼ぶ人もいます。
※シンク入れにはテープの尺の長さと同じだけ時間を必要とします。プロダクションではシンク入れの作業は新人が行うことが多いので、この苦痛な作業を「真苦入れ」と呼ぶ人もいます。(悲) |
Betacam SP テープ
Betacam SP デッキ
PVW-2800 |