<完成ムービー>
Quicktime H.264 形式
基本編 02: 舞い落ちるパーティクルの表現(葉っぱ)
(Add Forces・Wind Force・Gravity Force)



<はじめに>

今回は「舞い落ちるパーティクル」の表現を紹介します。

パーティクルをオブジェクトやテクスチャ平面に置き換えることで
様々な応用が可能になります。

※「基本編01」 を作り変えていきます。STEP6まで作成。

パーティクルが発生しているグリッドを
カメラから見えなくなくくらい「上」に移動させます。

<サンプルシーンのダウンロード>
「Softimage | XSI 7.0」 シーンデータ
<スクリーンショットを見る>
「最終的に完成した ICE Tree」JPEG 形式
プリントアウトすると便利です。


<重力>
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<重力(フォース)の適用>

●フォースを使用するには
★『Add Forces』を使用

○『Add Forces』Execute → 『ICE Tree』
※「Simulate Particle」ノードを最後のポートにつなぎかえます。

●重力を適用するには
★『Gravity Force』を使用

○『Gravity Force』Force → 『Add Forces』Force1



<風>
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<風(フォース)の適用>


●風を適用するには
★『Wind Force』を使用

○『Wind Force』Force → 『Add Forces』 Force2

●風の方向をランダムにするには
★『Randomize Vector by Cone』を使用

○『Randomize Vector by Cone』Vector → 『Wind Force』 Wind Direction

※プロパティでパラメータを調整します。


<ゆらぎ>
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<落下運動にゆらぎを与える>

●フォースにゆらぎを与えるには
★『Turbulize Aroud Value』を使用

○『Turbulize Aroud Value』Value →『Add Forces』 Force3

※プロパティでパラメータを調整します。


<リジッドボディ>
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<パーティクルが互いに食い込まないようにする>

●パーティクルが互いに食い込まないようにするには
★『Simulate Rigid Bodies』を使用

○『Simulate Particles』と『Simulate Rigid Bodies』とを入れ替えます。

※パーティクル同士が衝突するようになります。



<葉っぱオブジェクトを準備>

●葉っぱのオブジェクトを5つ用意
●葉っぱのオブジェクトをグループ化


<置き換え・完成>
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<葉っぱオブジェクトで置き換えて完成>

●『Set Instance Geometry』
※プロパティのGeometry Instancing Parametersで
STEP6で作成したグループを指定します。

●『Randomize Value by Range』
※Min ValueとMax Valueにそれぞれ0と4を入力

「葉っぱ」だけでなく、「紙吹雪」「桜」「お札」「羽根」などにも
応用可能です。

また、今回は使用しませんでしたが、
『Leaf falling Motion』という落ち葉用のコンパウンドも
プリセットにありますので試してみてはいかがでしょうか。


※Softimage | XSI 7.0 英語モードで作成。
※1920x1080 pixel (29.97fps) デュレーション:240フレーム
※レンダリング時間節約のために「ハードウエアレンダリング」を使用。
※ライティングやマテリアル、レンダリングの設定は各自で調整してください。