<完成ムービ−>
QuickTime 形式
(543K)
制作例 36: ガラス粉砕する文字
(Shine を使用)
(AfterEffects 5.5J Proversion を使用)

AE-TIPS 36 : Adobe After Effects CS5 (10.0.2.4)
Resolution: 640x480
Third-Party AE Plugins:

- Trapcode Shine
Third-Party Footages:
- No Use




<文字の準備>

今回は文字をガラスのように砕いていくような表現です。
連続させることで文章として読ますことも可能です。

はじめに、文字の素材を準備します。
PhotoshopやIllustratorで作成しても、
「エフェクト>テキスト」で作成しても構いません。
色に変化をつけるために、塗りをグラデーションにしています。


<シャター>
QuickTime 形式
(148K)


<シャター>

エフェクトメニューから
「シュミレーション>シャター」を適用します。
重力の値をゼロにすることで
破片が飛び散らないようにしています。

<エフェクトウインドウを見る>
「シャター」


<タイムリマップ>
QuickTime 形式
(192K)


<タイムリマップ>

STEP2で作成したコンポを
タイムリマップの機能を使用して
「集合」してから「分解」するように時間調整します。

<タイムラインウインドウを見る>
「タイムリマップ」


<ラインアニメ>
QuickTime 形式
(20K)


<ラインアニメーション>

文字の輪郭を描くようなラインアニメを作成します。

事前に線が横に移動するコンポを作成しておいて、
それを別のコンポで文字の輪郭に沿うように配置します。
タイミングの調整も行います。

<タイムラインウインドウを見る>
「ライン素材の配置」


<1文字目の完成>
QuickTime 形式
(287K)


<1文字目の完成>

STEP2とSTEP3の素材を合成します。

さらにSTEP2の素材の色相を変更したモノを
時間差をあたえて追加しています。

味付けにライトバーストのプラグイン「Shine」と
「レンズフレア」を適用しています。

<エフェクトウインドウを見る>
「Trapcode Shine」


<背景>
QuickTime 形式
(98K)


<背景の作成>

背景にもガラスの破片のような素材を用意します。
作成方法はSTEP2とほとんど変わりません。

グラデーションの平面と
「シャター素材」を合成しています。

破片がゆっくりと回転するように調整しています。

<エフェクトウインドウを見る>
「シャター」


<完成ムービ−>
QuickTime 形式
(543K)


<完成>

STEP6の背景をベースにして
STEP5の素材をいくつか準備したモノを
連続表現すれば完成です。

今回は「XYZ」という文字列で作成しましたが、
「漢字」で作成するのも良いかと思います。

3Dカメラを動かすとさらに良いかもしれません。
AfterEffectsは奥が深いです…

<Trapcode Shine についての詳しい情報は>
フラッシュバックジャパン(国内販売元) http://www.flashbackj.com/trapcode/shine/