今回は「トラックマット」についての解説です。
トラックマットとは簡単に言うと
「アルファチャンネルのやりくりをレイヤーでおこなえるモノ」です。
(各レイヤーの明るさやアルファチャンネルを参照します)
これを使用すると簡単に「RGB用の連番」と「アルファ用の白黒連番」をミックスできます。
3Dアプリで作成された別々の連番などからQuickTimeムービーにする場合や
文字の形やロゴマークでレイヤーを切り抜く場合、
エフェクトが適用されたレイヤーをプリコンポしないでマスク処理したい場合などに使用します。
また逆に、3Dアプリ用のテクスチャを作成する際などは
トラックマットを適用したコンポを「ストレートマットなし」でレンダリングすることで
アルファの処理がRGB側の映像に影響しないようにもできます。
※Photoshopにも「クリッピンググループ」という同様の機能があります。 |