現行のテレビ受像機では画面の上下左右を切り取って表示する
「オーバースキャン」と呼ばれる方式を採用しているため、
デザイナーはこれを考慮して画面のレイアウトを行わなければなりません。
(テレビに限らず、ビデオテープに出力する場合も同じです)
とはいえ、どの部分がどのくらい切れてしまうのかは、
各テレビによって異なるので正確な枠の範囲設定はできないのが現状です。
そこで「セーフティエリア」という仮想領域を目安にして
画面のレイアウトを行っていく必要があります。
※セーフティエリアは「安全フレーム・テレフレ・セーフティゾーン」ともいいます。
※オーバースキャンの反対語は「アンダースキャン」です。 |