<完成ムービ−>
QuickTime 形式
(764 KB)
制作例 55: ファイヤーフラワー
(AE6.0 & Trapcode Particular)

AE-TIPS 55 : Adobe After Effects CS5 (10.0.2.4)
Resolution: 640x480
Third-Party AE Plugins:

- Trapcode Particular & Shine
Third-Party Footages:
- No Use


<コロラマ>
QuickTime 形式
(80 KB)


<コロラマ>

今回は波形が炎のように広がっていく表現を紹介します。
Trapcode Particularというサードパーティプラグインの
「Layer Grid」という機能を使用します。

まず、金色系の円形グラデーションが拡大していく
アニメーションを作成します。
新規コンポ(640×640)を作成し、
新規平面に対して各エフェクトを適用し、パラメータ調整します。
エフェクト>レンダリング>カラーカーブ
エフェクト>ディストーション>極座標
エフェクト>イメージコントロール>コロラマ

スケールと回転のプロパティにキーフレームを入れて
円形が広がるように調整します。

コンポ名:AE55-1_Colorama
サイズ:640×640 pixel(29.97 fps)
デュレーション:180

<エフェクトウインドウを見る>
「カラーカーブ」「極座標」「コロラマ」
<タイムラインウインドウを見る>


<円形マスク>
QuickTime 形式
(72 KB)



<円形マスク>

STEP1のコンポを新規コンポに入れ、円形マスクをつかって
円形グラデーションに穴が開くアニメーションを作成します。

コンポ名:AE55-2_CircleMask
サイズ:640×640 pixel(29.97 fps)
デュレーション:180

<タイムラインウインドウを見る>


<テキスト>
QuickTime 形式
(105 KB)


<文字の追加>

STEP2のコンポをさらに新規コンポに入れます。
テキストやロゴ等を配置し、
不透明度と色のアニメーションを調整します。

コンポ名:AE55-3_Logo
サイズ:640×640 pixel(29.97 fps)
デュレーション:180


<タイムラインウインドウを見る>


<Particular>
QuickTime 形式
(562 KB)


<パーティクルの作成>

STEP3のコンポを新規コンポに入れます。
(3Dレイヤーのスイッチをオンにしてください)
コンポ名:AE55-4_Particlar
サイズ:640×480 pixel(29.97 fps)
デュレーション:180

新規平面(640×480)を作成し、

エフェクト>Trapcode>Particular を適用します。
パーティクルタイプを「Layer Grid」にして
「STEP3のレイヤー」を参照元として指定します。
※STEP3の色調をパーティクルに適用することができます。

パーティクル発生量は1フレーム目で100。
2フレーム目から発生しないようにしています。

また、波形のアニメーションは 「Air」項目の
「Turbulence Field」の項目で調整します。

※2Dではなく3Dのパーティクルが発生します。


<エフェクトオプションを見る>
「Trapcode Particular」
<エフェクトウインドウを見る>
「Trapcode Particular 1」
<エフェクトウインドウを見る>
「Trapcode Particular 2」
<タイムラインウインドウを見る>


<キーフレーム追加>
QuickTime 形式
(588 KB)



<キーフレームの追加>

STEP4のままだと、最後まで波形が動きつづけてしまうので、
「Affect Size」と「Affect Position」にキーフレームを追加し、
最終的に動きが静止するように調整します 。

コンポ名:AE55-5_ParticlarKey
サイズ:640×480 pixel(29.97 fps)
デュレーション:180

<タイムラインウインドウを見る>


<ヌル1 追加>
QuickTime 形式
(829 KB)



<カメラの追加とアニメーション>

新規カメラを追加します(28mm)
新規ヌルオブジェクトを追加し、カメラの親に設定します。
ヌルの3Dスイッチをオンにして「X回転」にキーフレームを入れます。

コンポ名:AE55-6_Null1
サイズ:640×480 pixel(29.97 fps)
デュレーション:180

※カメラの移動回転を確認するためにグリッド平面も作成しています。

<タイムラインウインドウを見る>


<ヌル2 追加>
QuickTime 形式
(947 KB)


<回転アニメーションの追加>

さらに横回転の動きを加えるために、
新規ヌルオブジェクトを追加し(Null2)
Null1の親に設定します。

ヌルの3Dスイッチをオンにして「Z回転」にキーフレームを入れます。

コンポ名:AE55-6_Null2
サイズ:640×480 pixel(29.97 fps)
デュレーション:180


<タイムラインウインドウを見る>


<完成ムービー>
QuickTime 形式
(764 KB)


<完成>

STEP7で作成したコンポを新規コンポに入れて、
背景や、レンズフレア等を追加すれば完成です。

参照元のコンポジションの色調や内容を変更することで、
様々なパーティクルのアニメーションが作成可能になります。
この方法はいろいろな場面で応用が効くと思いますので、
試行錯誤してみてはいかがでしょうか。


<拡大画像を見る>
「640×480」

<Trapcode Particular についての詳しい情報は>
フラッシュバックジャパン(国内販売元) http://www.flashbackj.com/trapcode/particular/


<Trapcode Shine についての詳しい情報は>
フラッシュバックジャパン(国内販売元) http://www.flashbackj.com/trapcode/shine/