<完成ムービ−>
QuickTime 形式
(1010 KB)
制作例 53: タイポグラフィックロゴ
(AE6.5 & Trapcode Starglow)

AE-TIPS 53 : Adobe After Effects CS5 (10.0.2.4)
Resolution: 640x480
Third-Party AE Plugins:

- Trapcode Starglow
Third-Party Footages:
- No Use



<ロゴのマスクパス作成>

今回は文字が集まってロゴになる表現です。
AfterEffects6.5のテキストアニメーション機能を使用します。

まず、はじめにイラストレータでロゴのアウトラインと
文字を散りばめるための渦巻きパスを準備します。

そのパスをコピー&ペーストしてAfterEffects側に
マスクパスとしてもっていきます。
(コンポ名:AE53-1_MaskPath)

<タイムラインウインドウを見る>
<拡大画像を見る>
「640×480」


<テキストアニメ>
QuickTime 形式
(74 KB)


<テキストのパスアニメーション>

テキストレイヤーを作成し、文字を入力します。
※私は以下のように入力しました。
『 .www.ayatoweb.com.motion.graphics.design.creative. 』
文字設定パレットでフォントとサイズを指定します。

そのテキストレイヤーを選択した状態で、
レイヤー>マスク>新規マスク を実行し、
STEP1のパスから『渦巻きパス』と
1文字目の『a』をマスクシェイプにペーストします。

あとはテキストプロパティの「パスのオプション」で
このマスクシェイプを指定すれば、
パスアニメーションするようになります。

(コンポ名:AE53-2_TextAnim)

<文字設定パレットを見る>
<タイムラインウインドウを見る>


<アニメの調整>
QuickTime 形式
(74 KB)


<パスアニメーションの調整>

STEP2の状態から、文字をランダム化します。
(コンポ名:AE53-3_RandamScale)

テキストプロパティの「アニメータ」メニューの中から
「スケール」を選択します。
さらに、テキストスケールプロパティの「追加」メニューの中から
セレクタ>ウィグリーを適用します。
パラメータを調整することで、
個々の文字のサイズをバラバラにすることができます。

※何度も試行錯誤しながらアニメーション作成します。


<タイムラインウインドウを見る>


<ロゴアニメーション>
QuickTime 形式
(590 KB)


<他のロゴ文字にも適用>

STEP2〜3の作業をすべてのロゴ文字に設定します。
(コンポ名:AE53-4_All Text)

文字が集まるタイミングや奥行き感などを
時間をかけて試行錯誤します。
これが出来れば、9割ほど完成と思って良いです。


<タイムラインウインドウを見る>




<Trapcode Starglow を適用>

STEP4のコンポを新規コンポに入れます。
(コンポ名:AE53-5_Starglow)

エフェクト > Trapcode > Starglowを適用します。
グローの量を調整します。

<エフェクトウインドウを見る>
「Trapcode Starglow」




<背景静止画の準備>

背景用の静止画素材をPhotoshopで準備します。
(コンポ名:AE53-6_Back)


<フラクタルノイズ>
QuickTime 形式
(796 KB)


<フラクタルノイズのアニメーション>

新規コンポジション&新規平面を作成し、
エフェクト > ノイズ > フラクタルノイズ
を使用してスジアニメーションを作成します。
(コンポ名:AE53-7_Fractal)

上から下に動くスジアニメと
下から上に動くスジアニメを作成し、
中央から分かれるように設定します。


<エフェクトウインドウを見る>
「フラクタルノイズ」
<タイムラインウインドウを見る>


<背景アニメ>
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(350 KB)


<背景アニメーション>

新規コンポを作成し、STEP6と7の素材を入れます。
(コンポ名:AE53-8_BackAnim)

フラクタルノイズ側の画像転送モードを
「オーバレイ」にすることで色のアニメに表情がでます。

<タイムラインウインドウを見る>


<完成>
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(1010 KB)


<完成>

新規コンポを作成し、STEP5と8の素材を入れます。
STEP5のレイヤーの画像転送モードを「加算」にします。
(コンポ名:AE53-9_Fin)

完成!

プレビューしてみて修正がある場合は、
前のSTEPに戻って修正します。

※今回の表現は、いろいろな形で応用できると思います。
※ちなみに集まってくる文字は アルファベットだけではなく、
  日本語文字や日本語フォントを使用することも可能です。

<拡大画像を見る>
「640×480」

<Trapcode Starglow についての詳しい情報は>
フラッシュバックジャパン(国内販売元) http://www.flashbackj.com/trapcode/starglow/