AfterEffects Laboratory 基本編 17
モーフィング その2
(RE:Flex・パス指定によるモーフィング)

<完成ムービー>
QuickTime 形式
(98 KB)

AE-LAB 17 : Adobe After Effects CS5 (10.0.2.4)
Resolution: 640x480
Third-Party AE Plugins:

- RE:Flax Morph
Third-Party Footages:
- No Use

前項に引き続き、「モーフィング」の研究です。
今回はサードパーティのプラグイン「RE:Flex」を使用して、
本来のモーフィングを行いたいと思います。
ちなみに「RE:Flex」には、静止画モーフィングの機能の他に
動画モーフィング、ワーピングの機能もあります。

※Adobe AfterEffects 5.5J(Mac)を使用して制作

 「RE:Flex」を使用したモーフィング



<素材の配置>

「RE:Flex」で静止画モーフィングをおこなうためには、
まずはじめに、尺(デュレーション)を決定し、
コンポの最初と最後のフレームに静止画を配置しなければなりません。

今回の場合は、2秒でモーフィングを行うので
1フレーム目に女性の素材を、
60フレーム目にネコの素材を配置しました。
<パラメータ>
タイムラインを見る



<エフェクトの適用>

STEP1のコンポを新規コンポに入れ、
エフェクトメニューから「RE:Flex Morph」を選択します。
1フレーム目→「PictureKey」オン
2フレーム目→「PictureKey」オフ
60フレーム目→「PictureKey」オン

あとは、ひたすらそれぞれの画像に対応するようにして
オープンパスを描いていくだけです。
<パラメータ>
パラメータを見る



<オープンパスの描画>

マスクを描く要領で、 女性側の特徴的な部分に
オープンパスを描画します。(目とか鼻とか…)
そして、キーフレームを最終フレームまで移動し、
ネコの顔に合うようにポイントを移動します。
(これを繰り返します…)

※それぞれに対応するようにパスを描画する必要があります。
※すべてオープンパスにしてください。

<女性のパス>
女性側のオープンパス
を見る
<ネコのパス>
ネコ側のオープンパス
を見る



<完成>

特徴的な部分にオープンパスが描画できたら、
あとはレンダリングすれば完成です。

この方法でモーフィングをおこなうと、
顔や体のパーツをきちんと対応させられるので、
リシェープの時のように、
目の位置がずれたりすることはありません。

<完成>
QuickTime 形式
(98K)
<パラメータ>
タイムラインを見る

<RE:Flex Morph についての詳しい情報は>
フラッシュバックジャパン(国内販売元) http://www.flashbackj.com/revision_effects/reflex/